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パース体験談

中学校・高校留学

「2年半の留学を振り返り、大学生になった息子を見ながら思うこと」 

Sayuri様

今回は、息子の大学受験についてお話させていただきます。留学当初は、バスケ留学ということもあり、将来はアメリカの大学への進学も視野に入れていたようですが、実際に大学進学を検討し始めてからは、日本の大学への進学を希望するようになりました。これは、初めて外から日本を見つめ直す機会を持ったことで、今まで見過ごしていた日本の良さに気づいたということもありますが、高校で選択したメディアが非常に興味深い授業で、将来自分が進む道として、大学においてもこの分野の勉強を続けていきたいと本人が希望したからです。

しかし、いざ受験準備を始めるとなると、やらなければならないことが山積みで、本人にとっても大変なストレスだったようです。一時帰国の間は帰国生専門の塾に通い、同時に在豪中も小論文のネット添削を受けていました。高校では、10月、11月の日本での受験のための欠席分を埋め合わせるために、先付けで補習をしていただきました。一方、私は、息子が志望する大学の資料や願書の取り寄せ、各大学への受験資格などの問い合わせ、受験のスケジュールの検討など、情報収集の面から息子をサポートしました。

息子の第一志望である立教大学の社会学部には、メディア社会学科という本人の希望に即した学科があるのですが、生憎と帰国生枠での募集がなく、自由選抜入試(AO)での受験となったため、留学生の息子の受験に際しては、事前の資格審査がありました。しかし、バスケ留学の活動と実績が、「特色ある異文化体験を有する者」として認められ、問題なく受験資格を与えていただきました。9月に始まった受験は、その後も一次書類審査、二次筆記試験、最終面接と、11月末の合格発表まではとても長い道のりでしたが、希望通りに進学することができ、今、息子は有意義な大学生活を送っています。

確かに、試験を受けるのは当人ですが、受験というものは、自分ひとりの力だけで対処できるものではありません。高校の卒業資格を得るに足る成績を修めるためのサポート、進路や志望校を決めるにあたっての相談、出願に必要な提出書類の準備、郵送など、周りからの有形無形での様々なサポートが必要です。息子の場合は、エージェントであるSunset Dreamsさんと高校の留学生担当の先生から、常に愛情のこもったフルサポートを受けることができ、このことは、息子だけでなく私にとりましても心強く、且つありがたいことでした。

2年半の留学を振り返り、大学生になった息子を見ながら思うことは、留学したことで本人が精神的にも大きく成長したこと、バスケ留学ではありながらも、バスケだけに留まらない高校の学習内容や、たくさんの友達とのつきあいを通して視野が大きく広がり、将来自分が何をしたいのか、どう生きていきたいのかを考える真摯な姿勢と逞しさが身についたということです。そして、親として何よりも喜ばしく実感していることは、この留学で友人や経験など人生の様々な宝物を得ただけでなく、留学で培った経験や知識が、その後の息子の人生に活かされていることです。人生は、一日一日の積み重ねです。パースでの日々があったからこそ、今の息子の毎日が輝いている・・・そのことを、親子共々心から幸せに思っています。