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面積:769万2,024平方キロメートル(日本の約20.3倍) 人口:2,549万人(2020年) 首都:キャンベラ パースの人口215万 言語:英語 宗教:キリスト教68.0%(カトリック26.6%、英国教会20.7%が2大宗派)、その他仏教(1.9%)、イスラム教(1.5%)、ヒンズー教(0.5%)、ユダヤ教(0.4%)、無宗教(15.5%)等
オーストラリア大陸には、氷河期時代に東南アジアから移住してきたとされる先住民アボリジニが約5万年前から居住していたといわれ、独自の文化や生活を営んできた。18世紀頃にヨーロッパ人の移住が始まり、イギリスの植民地としての歴史を歩む。その後連邦政府が成立し、移民を受け入れながら多民族・多文化国家を形成し、新しい国として発展し続けている。
元首はイギリスのエリザベス2世女王で、政体は立憲君主制。オーストラリアはイギリスの植民地から国としての歴史が始まり、いろいろな影響を受けて発展してきた。政策として移民政策を重要視し様々な民族や人種を受け入れたことにより、独自の多文化社会を形成。議会制民主主義、差別廃止の移民政策などで、平等な社会を作り上げている。
オーストラリアは先進国の中でも経済成長率が高い伸びを示し、世界的にも有力な経済国家。豊富な資源や安定した政治である。距離的にも近いアジア地域は重要なマーケットであり、中国や最大の貿易相手国である日本との関わりは深い。最近では中国経済や資源価格の低下の影響を受けつつも、堅調な内需に支えられ安定して成長しており、外需と内需のどちらかに依存し過ぎることなく、バランスの良い経済です。
広大な大陸やゆったりとした自然環境からか、一般的に明るくおおらかな人が多い。移民政策の初期にはヨーロッパ系の割合が高かったが、経済的な発展や多文化を推奨する考えから、現在では、人種差別を完全に撤廃し、全国民全てが平等であることを政府が公約。国際情勢からもオーストラリア近隣地域やアジアの重要性が増し、アジア出身者は人口の約6%を占めている。オーストラリアの人口の約4人に1人が外国生まれで、約19%は両親のどちらかが外国出身者といわれ、その出身国は140カ国以上になる。共通語は英語だが、そのほかに100以上の言語が話されている。多民族の融合が、オーストラリアのユニークな多文化社会の特徴。
日本と季節は反対だが時差は少ない。(NSW、QLD、ACT、VIC、TASは+1時間、SA、NTは+0.5時間、Western Australiaは-1時間)
1月1日 | New Year’s Day |
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1月26日 | Australia Day |
3月2日 | Labour Day |
4月10日 | Good Friday |
4月13日 | Easter Monday |
4月27日 | Anzac Day |
6月1日 | Western Australia Day |
9月28日 | Queen’s Birthday |
12月25日 | Christmas Day |
12月26日 | Boxing Day |
南半球に位置するオーストラリアの季節は、日本と反対になる。広大な国なので気候も熱帯性から温帯性まで変化に富み、都市によって異なる気候風土を持つ。全国的に平均気温が一番低いのは7月、最も暑いのは南部で1、2月、北部では12月。紫外線がとても強いので、サングラス・日焼け止め、帽子は年間を通して必要になる。
オーストラリアは歩行者は右側通行、車両は左側通行で、基本的な交通ルールは日本と似ている。 また、オーストラリアでは運転者だけでなく、前後部座席とも同乗者全員がシートベルトを着用しなければならない。 パースの場合、市内と郊外はトランスパース(Transperth)のバス、電車、フェリーが走っている。料金はゾーン制で、街の中心部ゾーン0域内であれば、トランスパースのバス、電車ともに誰でも無料で乗車できる。更に、パースやフリーマントル中心部を巡回するCAT(キャット)バスも無料。
交差点の中央が円形の島になっているロータリーで、その周囲を時計周りで進行する。自分から見て右側から来ている車両に優先権がある。方向指示器の出し方は、直進は不要だが出口で左の合図を出す。左折は左の合図、右折は右の合図を出しながら進入し、出口で左の合図を出す。交通量が少ない交差点では信号より有効だが、朝・夕の通勤時間帯に右側から来る車が多い場合、しばらく動けなくなってしまうこともある。
西オーストラリアにある高速道路は全て無料。制限速度は100kmで車線も多く、道路もゆったりして走りやすい。事故や故障した場合も路肩に1.6km間隔で緊急用無料電話が設置されているので便利。
オーストラリアではPetrol Stationと呼ばれ、ほぼセルフ・サービスなので、自分の車にあう燃料(Unleaded 無鉛、Leaded 有鉛等)を給油後、レジに行って精算する。西オーストラリアの場合、スーパーや商店の営業時間が短いので、早朝から深夜まで営業しているガソリン・スタンドで簡単な買い物もでき便利。大手スーパーやその系列グループとガソリン・スタンドとの提携が進み、定額以上の買い物をするとガソリン代が割り引きされる特典がある。
オーストラリアにはカンガルーやエミューをはじめ夜行性の動物が多く、特に郊外では一般道の制限速度が110kmのうえ、動物が道路に飛び出してくるので夜間や早朝に運転する際は注意が必要。ルー・バー(カンガルーよけバンパー)がない場合は大型トラックの後ろについて走るのも動物との衝突を避ける方法だが、できれば暗いうちは郊外での運転は控えた方が良い。
一般的に流しのタクシーは止まってくれないので、電話で予約するか、タクシー乗り場に行って乗車する。日本のタクシーのように自動ドアではないので、ドアの開け閉めは自分でする。
パースの公共交通機関はトランスパース(Transperth)が全て運営し、ゾーン制の為、同じゾーン内であれば2~3時間の間、電車・バス・フェリーを兼用でき、乗り換えも自由なので便利。パースとフリーマントル中心部にはCATと呼ばれる無料巡回バスもあり、一般の電車やバスも無料ゾーンを設けている。
チケットには日にちと有効期限(2~3時間後の時刻)が記入されていて、後で乗り換える場合に必要になる。Smart Rider(スマートライダー)を購入すると割引がある。予め入金しておきバス・電車・フェリーの乗り降り時に改札口に設置されている機械にかざすと自動的に運賃を支払うカードシステム。トランスパースのインフォメーションセンターやキオスク・指定の店舗で申し込み用紙に記入しカード代金を払えば購入可能。
パース中心部から5方向に走る電車は、ホームにある自動販売機でアルファベット順に記載されている行き先の駅名を押してチケットを購入する。各駅には改札がないがインスペクターが検査に来るので、チケットを持っていなかったり、時間が過ぎてたりする場合には罰金を支払う義務がある。下車する際はドアを開けるボタンを押す。
バスは前乗りでチケットは運転手に行き先を告げて料金を払う。回数券の場合は乗車の際、右側にある機械にカードを挿入する。バス停では自分が乗るバスが来た時に運転手に手を上げて合図する必要がある。各バス停の番号はあるが、停車場所の説明はないので、降車する際は周囲の景色や目印をもとにボタンを押すことになるので注意が必要。慣れない場所に行く際は降りたい場所や近くの通り名を乗車する際に運転手に告げて、目的地に近づいたら教えてもらうことも可能。また、夜間の降車はバスのルート上であれば降りたい場所をリクエストすることもできる。
パースのエリザベス・キーと対岸のサウス・パースを結ぶフェリーも電車・バスのチケットと兼用できる。スワンリバーやパースの街並みが一望できる景色は素晴らしい。
オーストラリアではNational、Commonwealth、Westpac、ANZが大手4大銀行。主にSaving Account(普通預金)、Cheque Account(当座預金)、Term Deposit(定期預金)があり、手数料やサービス等は銀行や口座の種類によって異なるが、フルタイムの学生の場合、毎月の口座管理費が免除されることが多い。口座開設にはパスポート、免許証、学生証、クレジットカード等の身分を証明するものが必要。ATMは24時間使用可能。オンライン化が進んでいるので、インターネットや電話での支払いも簡単にでき、支店の窓口に行く手間を省け、手数料も安くなる。
オーストラリアでは多額の現金を持ち歩く必要がなく、銀行のキャッシュカードを使い、スーパー、デパート、ガソリンスタンド等EFTPOSのロゴがある店での買い物(口座からの引き落とし)が可能。買い物だけでなく、店のレジで小額の現金をおろすこともできる。
日本の銀行からオーストラリアの銀行口座に送金するには手数料がかかり、通常2~3日で入金される。手数料は日本の銀行によって異なる。郵便局からの送金は第3国の金融機関を経由する為、日本で払う手数料に加え、更に手数料が引かれて約1週間後に入金されるが、合計の手数料は一般的に銀行よりは安い。
オーストラリアで一般的に最も有効なクレジットカードはVISAとMaster。ホテルでのチェックイン、電話やインターネットでの買い物に必要な他、銀行口座開設等での身分証明としても有効。
最初に発行手数料がかかるが、使用しなかった分は帰国して換金しやすいこと、番号を控えることによって盗難・紛失時には再発行でき、現地で為替レートが有利な時に両替できる利点がある。現地では使用する場所が免税店などかなり限定されていて、常にパスポートを持参し1枚ずつにサインが必要になる。
西オーストラリア州の営業時間は法律で規制されている為、全体的に短い。 ◯パース、フリーマントル、アーマデール、ジュンダラップ、ミッドランド市内 月~金曜:8時~21時 土曜:8時~17時 日曜:11時~17時
大手スーパーはWoolworths、COLES、デパートはMYER、David Jones、比較的安めの衣料・日用雑貨はTarget、K Mart、Big W等がある。
2000年7月から導入された商品とサービスに対する10%の税金。生鮮食品、教育機関の授業料、チャイルド・ケア等には適用されない。旅行者が出国前30日以前に同じ店で$300以上買い物した際、GSTの還元制度もある。
コンセントのプラグは日本と異なり三椏タイプ。電圧は240/250V、周波数は50Hzなので日本の電化製品を使うには変圧器やアダプターが必要だが、多くのノートパソコン、カメラやビデオの充電器等は、プラグだけで使用できる場合も多いので専門店やメーカーに確認したほうがよい。
オーストラリアのテレビ・ビデオはPALシステムなのでマルチ・システムのものであれば日本のNTSCシステムのものも見ることができる。
オーストラリアの電話の市内通話は時間無制限。毎月の基本料金と1回の通話料金は電話会社によって様々なプランがある。一般的に基本料金が安い場合、通話料金が高めになる等、使用頻度によって料金設定されている。
長期滞在の場合、プリペイドの携帯電話を購入する人が多く、電話同様、様々なプランがある。短期の場合はレンタルが便利。 > パースでのレンタル携帯電話はこちら
ブロードバンド(ADSL、ケーブル、ワイヤレス、サテライト)はプロバイダーや契約内容によって毎月の料金が異なる。
オーストラリアに入国するにはビザが必要になる。目的や滞在期間によって様々な種類のビザがあるが、詳細はこちらを参照。
訪問、休暇、親族・知人訪問など主目的が純粋な観光であり、就労の意思がないこと。滞在中3ヶ月以内の就学を受講することが可能。滞在期間は3ヶ月以内~審査によっては最長12ヶ月までの長期観光ビザ発給が可能。
18歳から30歳までの協定締結国の国民に対し、12ヶ月間オーストラリアで休暇の機会と、その資金を補うための一時的な就労の機会を与える制度。
最高12ヶ月までの滞在可能。1回目のワーキングホリデー滞在中に地方で3ヶ月以上季節労働に従事した場合、更に12ヶ月の延長(合計2年滞在)が可能。1雇用主のもとで最高6ヶ月就労可能。就学またはトレーニングも最高4ヶ月まで(季節労働後に延長した場合は更に4ヶ月、合計8ヶ月の就学)可能。
オーストラリア政府に登録されているコースにフルタイムで就学する場合、または学位取得コースであるか否かに関わらず、登録コースで単位取得のために就学する場合、中・高等学校の正規交換留学の場合に申請可能。
就労も可能でコース期間中は週20時間まで就労が可能。扶養家族を同伴させることもできる。
オーストラリアの医療水準は世界的にも高く、有能な医療関係者が世界中で活躍している。まずはGP(General Practitioner)と呼ばれる一般開業医に電話で予約を入れて訪れ、一般的な症状の場合処方箋をもらい、Chemist/Pharmacy(薬局)で購入する。
GPやMedical Centre(数名のGPが集る診療所)は各地域に数多くあるので最寄の場所を選べるが、イエローページ(電話帳)で調べる場合はGPではなくMedical Practitionerで掲載されている。
日本との大きな違いは基本的にGPからのreferral(紹介状)がないと諸検査や専門医での診察が受けられないことと、病院は主に事故や緊急時、入院・手術が必要な場合に利用されること。
オーストラリア主要都市には日本語で診察を受けられる医療サービス機関が多く、パースの場合、Hay Street に日本語医療センターがあり、日本人看護婦・通訳が常勤し、海外旅行保険加入者は専門医を含む診察・通訳・検査・薬等の医療費がカバーされている。
Level 1, 713 Hay Street, Perth WA 6000 GoogleMap 1800 777 313(年中無休、24時間日本語フリーダイヤル、18:00以降は急患時のみ) 月~金 8:00~18:00 土 9:00~15:00 夜間・日祝日の緊急受付可。
Upper Walkway Level, 425 Wellington Street, Perth GoogleMap Tel: 9221 2777 (08:00 – 20:00)